【2次元抱き枕カバー】カバーサイズやキャンバスサイズはどう決める?設定まとめ!

抱き枕カバーの制作時のカバーサイズの決め方、その際のキャンバスサイズやDPI設定について紹介する記事です。抱き枕カバー制作の際は参考にして下さい。

抱き枕カバーのポピュラーなサイズは、タテ160cm・ヨコ50cm

抱き枕カバーのポピュラーなサイズは、タテ160cm・ヨコ50cm

抱き枕カバーの規格と、製作時のキャンバスサイズは異なる点に注意ください。抱き枕カバーのポピュラーなサイズは、タテ160cm・ヨコ50cmです。取り決めがあるわけでははありませんが、悩むようであればこのサイズでOKです。実際にパソコン上で作業する際のキャンバスサイズは印刷時のズレを考慮し、周囲2cm程度を確保してください。例えば、周囲2cmならば160cm×50cm→キャンバスサイズは164cm×54cmです

キャンバスサイズ>規格サイズ であること注意!
ポピュラーなのは、160cm×50cm
タテは164cmのキャンバスサイズ。
ヨコは54cm(両面ならば108cm)キャンバスサイズ。

ヨコ50cmは、変えられない!

ヨコ50cmの規格はおおよそ固定です。これ以上短くしてしまうと、中身を入れた際の特有の丸みで、キャラクターが丸まって見えてしまうかもしれません。また、抱き枕の中身のファスナーはヨコ方向に面して付いていることが一般的なため、中身の綿調整はヨコ方向にとても厳しい構造になっています。制作する際も、よく考えてからが良いでしょう。

DPI(PPI)は150〜250。推奨は200DPI。

2次元抱き枕カバーDPI設定

▲DPIとは、dot per inch の略です。pixel per inch と表現することもありますが、同じ意味です。Photoshopの場合は、”pixel/inch” となっていますが、こちらも同じ意味で、「ピクセルで作った絵を印刷したときにどんな大きさにするの?」を指す数字です。

両面とも低身長なキャラクターならば、サイズを変えても良い(※難点あり)

等身大を目的にしている抱き枕にとって、低身長なロリキャラクターはサイズに絡んできやすいです。両面140cm程度未満のキャラクターはカバーサイズの変更も視野に入れると良いと思います

いわゆるロリ・ショタキャラの場合、160cmのカバーでは足元に”余り”ができてしまい、本来何もないはずの場所に枕があり、抱き枕らしいリアリティが損なわれてしまいます。ただ、抱き枕の中身の綿を詰めたり取り除いたりする分、利用者側で一手間増えてしまう難点もあります。

低身長なキャラのカバーサイズ変更のメリット・デメリット
本物らしさが高まる(利用時の脛付近の触れ方が変わる)
綿を調整する手間が増えてしまう(支出は増えない)

高身長なキャラは無理やり160cmに収める、または170cmの規格(※難点あり)

160cmではとても収まらないキャラクターを描く場合もあるでしょう。対策としては、姿勢を変えてしまうことです。足を曲げたり、首をかがませたり、といった具合です。お尻だけ強調するなど、パースをつける手段もあります。

どうしても160cmを超える規格を作りたい場合は、印刷依頼を出すことも可能ですし、中身も販売されています。しかし、市場に十分な流れができていないため、制作も購入も割高になることには理解が必要です。

高身長なキャラのカバーサイズ変更のメリット・デメリット
本物らしさが高まる(体全体が枕の上に乗るなど)
市場に流れがまだまだできていない(支出も増える)

抱き枕カバーはキャンバスサイズがとても大きい

いかがでしたでしょうか?印刷を想定しながら制作するので、設定は最初に行っておくことで、「綺麗に印刷できなかった」「よくわからんけど解像度が足りなかった!」といった問題を防ぐことができます。一回の制作にも時間もお金もかかるので、ここは丁寧に行っておきたいところです。